しげぞうです。外科専攻医1年目、消化器外科志望:乳腺ローテ
若手の医師・外科やコメディカルに向けて、ちょっと気になる疑問を勉強してアウトプットするブログ
今回は、みんなが間違いなく出会うこと。
そう、不満や愚痴のぶつかり合いです。
上司と上司が喧嘩していました。
どちらも所属する組織をよくしようと思って
話しているのはわかるのですが、
雑談のようなものからヒートアップしていったので
中々ディスカッションの体裁ではなく
答えはでない。
お互いの不満は出まくる。
すり合わない。
なんか大変でした。
どんな状況だったか。
今回のメインのきっかけは
他科との兼ね合いや他部署との兼ね合いです。
具体的にいうと、
登場人物は
エピソード1では消化器外科、消化器内科、外来。
エピソード2では消化器外科とオペ室、病棟。
エピソード1は簡単にいうと、術前検査で検査日を1日にまとめようとした外科
1日で色々回った後だと下部内視鏡の時間がなくなるから難しいとの内科。
どっちもわかるんですよね。
僕の外科の立場からすると、病院に来る日を1日にして
患者の負担を減らすことが満足度に繋がると思うので
簡単にまとめてオーダーを入れてしまおうと思ってしまいます。
ただ、
今回はたまたま内科だったんですが、検査を実際にする側の人間。
それこそ、放射線もそうですし
心電図、エコーなどもそう。
そちら側の目線からすると、思ったように回すことが出来ない。
なのでそもそも入れることをやめてくれ。
というものでした。
医療者側の負担が大きくなってしまうと疲弊に繋がるので
良くないと思いますが、
患者側の気持ちを考えると、無理しろとはいいませんが
どうにか融通が利かないものかと考えてしまいます。
エピソード2は、オペ室との兼ね合いです。
消化器外科は手術件数が多いので、本当はオペの枠をどんどん増やしてほしい。
それには麻酔科やオペ看との兼ね合いがあります。
どちらも必死で回している状態なのに、思ったよりも効率がよくない。
そのせいで、どうしても枠外に手術をいれてしまう。
しかも、枠外に入れたいけど、
外科側にもメンバーが集まる時間が限られているので
上手くいかず。
不満だけが募るというものでした。
二ーバーの祈り
変えられるものを変える勇気を
変えられないものを受け入れる冷静さを
両者を見極める知恵を授けてください。
二ーバーの祈り。
人が問題にぶち当たった時、
3つの反応があります。
・問題を受け入れることを、拒否する
・問題を受け入れて、耐える
・問題を受け入れ、それを改善するように取り組む
誰が考えても3つ目がいいに決まっていますが、
どうにも簡単にはいきません。
他の人の考えを変えることはできませんし、
みんながみんな論理的だけで動くものでもありません。
僕自身も、感情をもとに動いてしまうものなので
人の行動や考えを強制はできません。
ただ、漠然とよりよいものを作りたいと思っているだけ
僕は今後どうしようか。
漠然と考えているだけなら何も変わらない。
自分の都合を押し付ける、主張の強い
声の大きい人が羽振りよく過ごすのは癪です。
でも、、、、
様子見かなーー
アドバイスするのは簡単だけど、
実際に力のない当事者からすると
ぼくは何もできないと思ってしまいます。
でも、嫌とかできないとか負の感情は抜きにして
操り人形のように、行動をさせられたら
世界が変わるのだろうか。
だれか、操ってくれー。
パシフィックヒムみたいなことしてくれー。(笑)
まとめ
僕ができることは様子見!
実力行使ができる立場ではない
工夫は続けていく!
前向きに、問題解決のために日々を過ごす。
宣教師の団体の代表が、アフリカを開拓するために行った一団に向けてこう投げかけました。
「安全な道が確保できたなら、応援に人材を派遣するので教えてくれ」
すると、開拓団の宣教師はこう言いました。
「安全な道が見つかった時しか派遣できないような人材しかいないなら必要ありません。
私たちが、必要としているのは道がなく困難な時に力を貸してくれるそんな人材ですから。」
困難はあって当たり前、困難を受け入れて
前向きに工夫をしていこう。
今は、道が見つかってない時だろうし、ひたむきに目の前のことに取り組もう。
がんばーろうっと
以上。2021/06/01